akeruto名張とワーケーション
ワーケーションしたかったんです
コワーキングスペースakeruto名張事務局スタッフは全員ワーケーションをしたいと(割と真面目に)思っていて、フリーランスの立場から三重県のワーケーションセミナーにも申込をしたりとかしていました。
【箱根伊豆 こんなところでテレワークしたい】
なぜだか、セミナーに縁がない・・・
申し込んでいたセミナーに行く途中でトラブルが起こって引き返したり、急な現地案内のご希望があったりしてワーケーションのワの字もないまま過ぎ去っていきました
【三重県 伊勢志摩あたり ぜひお越しください】
気が付いたら、県外の人多くない?今
akerutoスタッフとしては、自分たちが全国の風光明媚な観光名所でテレワークしつつ、夕方からは美味しい食事とお酒、そして温泉にと勝手な妄想をしていましたが・・・
*写真は三重県産ではありません
akerutoそのものの来店者状況を見ていくなかで気づいたのは
「あれ?ドロップインの方に県外多い?」
ここでムクムクと気になってきたのが、この方たちは名張に宿泊されているのかそれとも単に素通りされているのか。という点です。
会員の方はサテライトオフィスやシェアオフィスとしてテレワーク場所としてakerutoを使ってくださっていますが、本社が県外という方も多いですし、バーチャルオフィスに至っては大半が市外・県外です。
市民として悩ましい三重県名張市のワーケーション
ワーケーションの定義を見ると
観光地やリゾート地でテレワークをし働きながら休暇を取る方法と
なっているわけですが・・・観光地?リゾート地?
三重県全体としては風光明媚は伊勢志摩の海だったり伊勢神宮や熊野といっと厳かな礼拝の地、数々の温泉、伊賀の忍者や俳句の文化、はたまた四日市のコンビナート夜景などがあげられます。最近では多気町にできたVISONなども有名です。
しかし、大阪のベッドタウンとして成長を遂げてきた名張市にとって、有名な観光地といえば「赤目四十八滝」がギリギリ入るレベルです。
滝を見ながら仕事をしたいとなるとアウトドアに限定されますし、精密機器にとってはまずい環境です。そのうえキャリアの電波地図からも外れている場所もあります。
ただ、赤目エリアには温泉もありますからうまく組み合わせればリゾート感は味わえると思われますし、運が良ければ天然記念物のオオサンショウウオがそのあたりの道端を移動していたり、マッチョな鹿の大群を見ることもできますが、基本的に名張市単独で長期滞在となると正直厳しいと言わざるを得ません。しかし!
【本物はアレなので、サンショウウオパン】
1時間エリアになると魅力が増す名張
そんな名張市ですが、個人的にakeruto名張がある場所を中心に1~2時間圏で考え始めると急に行動圏が増え始めます。そもそも大阪のベッドタウンですから利便もよく、かつ山々の景色や素晴らしいグルメも楽しめる環境です。
忍者で世界から観光客を集める伊賀
まず隣の市、30分程度で移動できるのが伊賀市です。多分、日本国内より海外のほうが有名かもしれません。
忍者屋敷や小京都と呼ばれ戦火から比較的守られた街並みにお城、町人文化など、観光として魅力のある街です。また俳句の松尾芭蕉の生地でもあるため記念館や句碑なども点在しており、歴史的にも様々な魅力が備わっています。
地理的にも伊勢・京都・奈良・滋賀・大阪という広いエリアにアクセスできる利便性も魅力な街です。
正直、「それなら伊賀市中心にワーケーションしたらいいじゃない!」という、的確かつ厳しいご意見も聞こえてきそうですが、名張市にある以上、名張をお勧めしたいわけです。すみません。
モクモクファームの阿山
名張市からおよそ1時間。あちこちの商業施設の飲食店を出店させたり、スーパーに加工食品を提供するなど、農業公園の成功例としてあまりにも有名なモクモクファームもエリア内です。小さなお子様から大人まで十分に楽しめます。ミニブタショーが有名ですが、温泉や珍しい宿泊施設も備わっています。個人的にはハンモックの森がまだ営業しているならのんびりと本を読む時間にしたいところです。ちなみに伊賀市から25分だったりします。
青山高原
こちらも名張市からおよそ45分~1時間で移動できる高原で、西日本の軽井沢とも呼ばれたこともあります。途中お店などはほとんどありませんが高原からは素晴らしい景色を見ることができます。大型の風力発電風車を多く見ることもできます。
フォトジェニックなススキの原 曽爾
曽爾高原の”すすき”といえば、あまりも有名な場所でこちらも1時間程度で到着できます。
10月のシーズンともなると各地から多くの人が集まりますが、通年を通して楽しめます。
また曽爾村自体が多くの人がイメージする田舎のイメージを残していて、車でサッと通りすぎには勿体ない雰囲気を持っています。
室生
言わずと知れた室生寺や長谷寺など有名な寺院が近いです。実は名張の隣町にあり30分程度と驚くほど近くにあります。お寺にあまり興味のない方でも、”花のお寺”、”源氏物語、枕草子、更級日記”と書けば、気になってくる方も多いと思います。個人的にも強くプッシュしたい場所です。
伊勢
多少強引に話を進めると、名張から伊勢神宮までは90分程度です。
ちょっとした通勤時間程度で到着ができます。
さらに、素晴らしい海の幸を担当できる紀北まで足を延ばしても良いかもしれません。
最近話題のVISONであれば1時間強です。
ワーケーションの拠点としての名張
個人的な意見としては、名張市そのものを観光の目的地と捉えるのではなく、畿央エリアの一部として、大阪・奈良・三重の様々な観光地やグルメを楽しむ拠点として利用していただくのが良いのではないかと思います。
名張に宿を取り、ある日には遊び、ある日には仕事をする。または家族に様々な体験をしてもらいつつ時々akeruto名張を利用しながらテレワークも進める。
そんな中で「名張の住み心地の良さ」「大阪などから多くの人が移住をされてきた理由」も感じていただき、ワーケーションに来られた方にとっての名張の魅力も探していただければと思います。
また次回の記事では名張エリアのグルメなどについても書いてみたいと思います。