まず初めに、akeruto事務局は、過去に複数の起業を経験していたり現在も会社を経営する経営者がボランティアとして活動をしています。
そのため、起業においてリアルな経験を持っていますのでそれを元に記事を書いていますが、とはいえ何百社も起業しているわけでもありませんし、全国くまなく網羅しているわけではありませんので、他の方の記事もぜひ参考にしていただければと思います。
また本記事はAIを用いずに人間が書いております。
起業に際に気になるポイントの一つが「銀行口座開設」です。
akerutoにバーチャルオフィス契約された方やリアルスペースで起業されている方からも質問がでやすいテーマですね。
結論から申し上げれば、バーチャルオフィス起業の際はネット銀行1行あれば十分です、具体的に言えば「GMOあおぞらネット銀行」「SBIネット銀行」「PayPay銀行」のいずれかです。「楽天銀行」でも良いと思います。
以前は難しかった国民金融公庫で指定する口座もネット銀行でOKとなり、地方銀行や信金に口座が無くてもできるようになったのは大きいです。
ネット銀行が止まった時にどうするんだ?という意見もありますが、どうしても不安な方は1行を2行にすれば良いかと思います。
24時間365日アクセスできる点と法人口座の維持料が0円(無料)なことが非常に大きいです。通常の金融機関だと月1000円以上の利用料がかかることが一般的です。加えて、通常の金融機関の場合、窓口で様々な起業向けサービスを口座開設と事実上引換に要求された場合なかなか断りづらく、起業が初めての方だと 結構な手数料を支払うケースもあります。そういう”しがらみ”がネット銀行にはありません。
次に手数料です。一般的な金融機関において、他行あての振込手数料は3万円以下で500円前後必要となる中、ネット銀行は150円前後とかなりの差があります。企業規模がまだ小さい間とはいえ、月に数十回の振り込みが発生するだけで1万円を超える差がでる場合も珍しくありませんので、これだけでもかなりのメリットとなります。
意外なところだと、MacやLinuxでも運用できることもメリットです。地銀などは証明書方式をネットバンク接続に採用しているケースが多く、特定のPCやWindowsに限定されることも珍しくありません。これは会社に備えられたデスクトップパソコンからのアクセスが一般的であった名残だとは思いますが、バーチャルオフィスで起業するような層においては大きなデメリットとなります。OSを問わず、スマホアプリから完結できるという点でも適していると言えます。(セキュリティ的に問題はでるかもしれませんが)
まずは窓口が無いことで、自社に応じて融資や様々な金融商品を相談できないことです。また地域内の情報を得たり取引先の紹介をいただくことも不可能です。 ただ、バーチャルオフィスで起業してばかりで規模が小さい場合、地域金融機関への融資相談はほぼ不要(公庫で十分なことが多い)でしょう。
他のデメリットとしては、口座振替できないものがあることが若干のデメリットです。例えば、地域の商工会議所をはじめとする地域団体の会費などです。ただそれらは振込票が使えたり、直接振り込むこともできますので、現実的に問題になることは少ないはずです。