在宅ワークとコワーキングスペース
コワーキングスペースより自宅が優れている点
普通ならポジショントークで「自宅よりコワーキングスペース」という記事を書くべきなのでしょうが。。。
正直、自宅で環境が整っているなら、自宅サイコーです!
- 通勤時間0秒
- 飲料も食料も揃っていて
- 鍵がついていて
- 自分の好きなように空調も調整でき
- ほかの利用者に気を使う必要もない
- 疲れたら寝ることもできる
- 何より無料
な訳ですから、これに勝る環境を外部のスペースが構築するほうが難しいでしょう。というか不可能ですよね?
在宅ワークが適している状況とは
さて真面目な話
そもそも在宅ワークが向いている状況とはどんなものなのでしょうか
1. 小さなお子さんや介護すべき家族がいらっしゃる!
まずは、小さなお子さんや老親の介護などで、自宅を離れるのが難しい方などです。
生かせるスキルがあり、ご自身で業務ボリュームの調整ができる業務であれば、上記のような事情の方にとって在宅ワークは魅力的です。
コワーキングスペースに子供用のグッズを持ち運んで利用するのは、荷物も多く、負担が大きいですよね?
また、保育施設や介護サービスなどの料金によっては、自宅のほうが経済的にもメリットも大きくなることもあるでしょう。
在職証明が得られれば、在宅勤務でも保育施設にお子さんを預けることも可能かもしれません。
2. 出勤の必要性が無い
対面での打ち合わせが必要が無い方も在宅ワークに適しています。
バックオフィスの事務部門はもちろんのこと、専門性を持つIT技術職の方であれば従来から遠隔で作業していることも多いでしょう。
また内職や小物の作成なども立派な在宅ワークの一種です、何もIT機器を使わなくても自宅で仕事ができればよいわけです。
コワーキングスペース利用に適している方(個人)
それでは、コワーキングスペース利用が適している方はどのような方なのでしょうか
1. 自宅と業務エリアがある程度離れている
個人事業などの場合で、自宅を中心に顧客に対応するより、拠点となるコワーキングスペースを中心に業務を組みたてたほうが効率が良いというタイプの方です。現場作業とITを利用した作業ボリュームがそれぞれに大きく、一度、自宅へ戻るとタイムロスが多いという方となります。
この記事を書いている私自身がそうですが、いくつかのスペースと契約し、それぞれを活用しながら業務を進めています。
2.自宅と職場は切り分けたい
自宅では生産性がどうしても上がりにくいという方が多くいらっしゃいます。家族と話し込んでしまったりペットと戯れたりと、ついつい仕事に集中できないという状況です。このような方は、コワーキングスペースを契約して、事実上のオフィスとして活用するという方法することで生産性を高めることが可能になります。
30分程度の移動時間であれば気分転換にもなるのでお勧めですし、自転車やランニングと合わせれば運動も兼ねられますので効果的です。
会社から交通費などの補助が出るような方であればぜひ考えていただきたいところです。
企業側から見ても、(コワーキングスペースの利用は)明確に費用計上ができ、就業規則でテレワーク規定が存在しなかったり補助額が曖昧で困っていらっしゃる法人様にとっては、(損金処理と従業員満足度の両面)でメリットがあると思われます。
3. 自宅を汚したくない・仕事のために部屋を取られたくない
また自宅はあくまでプライベートの場として整えたい方にとっては、仕事が自宅に侵入してくるのは気分的に嫌な部分もあるでしょう。
せっかく家族や自分自身のために購入した一軒家やマンションですから、仕事のために部屋を占有されたり書類や機材でいっぱいになってしまう状況を良しとしない方もいらっしゃると思います。
4.そもそも自宅内に場所がない
在宅ワークを前提に自宅を購入した方も少ないと思いますし、在宅ワークのために使える部屋に空きがないこともあるでしょう。
また賃貸物件であればそもそもスペースも無いかもしれませんし、部屋が余っていてもYoutubeにあるようなワークスペースは賃貸だとかなり厳しいと思われます。
細かいことを言えば事業目的の来客者や関連スタッフが入室するような状況になると、賃貸物件やマンション組合の規約に抵触するケースも考えられます。
5. コスパを考えたい
個人事業の場合、水光熱費を損金算入できる可能性がありますが、応分比が不明瞭で面倒くさいから100%個人負担のままにしている方も多いと思われます。
そんな場合、例えばakerutoの5,000円/月プランであれば、月曜日から金曜日まで 8:30-18:00まで使えて、様々な席が用意されており、電気代込みで安定したインターネット回線があり、フリードリンク付きで業務用の高性能な複合機も利用できます。自宅でこれと同様の環境を整えようとすると逆に高くなってしまう可能性がありますし、何より自宅内のスペースを占有されてしまいます。
自宅と職場、コワーキングスペースakerutoのハイブリッドも
akeruto利用者の大半は、メインとなる職場が大阪や東京、奈良、京都などにあり、在宅ワークも組み合わせて利用されています。
週に5日間akerutoに出勤する人もいらっしゃれば、他のスペースも活用しつつ月に数回という方もいらっしゃいます。
akerutoは5,000円/月の基本プランの他に、1日1,000円、4時間なら500円のドロップイン(一時利用)も用意されていますので、その日の気分や業務ボリュームに応じて柔軟な使い方も可能です。
デジ田構想の声も聞こえる中、企業ユースとしてもご検討いただきたいところです。