自習室について
2022/2/28改訂
=== 追記事項 ===
次年度 利用学生募集開始!
受験シーズもそろそろ終了です。国公立志望の方を中心に3月半ばまでもう少し続きますが、akerutoでは次年度の自習スペース利用の学生を募集いたします。
人数は20名限定(個別ブース利用者除く)
まずは見学からいかがでしょうか?
見学・体験予約
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自習室とは何か?
この記事をご覧になられる方はまず自習室という言葉を知ってくださっているので説明は不要だと思いますが、学習するスペースを貸し出する場所のことで、無料のものと有料のものがあります。
実は、事務局運営責任者は、コワーキングスペース開設前は資格予備校と自習室を運営していました。
そのなかで、受験者が非常に多い高難度試験で全国トップクラスの合格率(一次ほぼ100%、2次8割以上)を5年以上叩き出し、全国トップクラスの成績を誇っておりましたから、自習室についてはある程度お話してもよいと思います。
去年の実績について
あくまで自習室ですし、実績というのは本人の努力にすべてかかるわけでスペース側は何もしておりません。
そのようなものですので、何名合格等という実績を使うことはおかしいわけですが、難関国立大志望者は相当数合格していると思います。(旧帝大を含む難関10大学)
*思いますというのは、前期・中期・後期で実際にどこを受験したかまではすべて把握していないためです。
自習室の必要性について
さて個人的にも受験生でしたら自習室や自習スペースの利用を強く勧めます。私自身も大学生の子供がいますが、受験前には真っ先に自習室を契約したくらいです。
なぜなら、よほど固い鉄の意志か一般人離れした集中力と持続力を持っている学習者なら電車でも自宅でもまったく問題なくできると思いますが、ほとんどの人は環境にかなり左右されます。本人は自宅でもやれていると思っていても、よい環境に置かれると学習パフォーマンスは変化します。
以前運営していた自習室は関西の、それも高偏差値の大学生(京大・阪大・神大・関関同立など)が利用者の中心でしたが、やはり自宅と自習室ではまったくパフォーマンスが異なるとよく話していました。子供のころから勉強するのに慣れた若者でも、周囲の環境に影響されるということです。
そのため、最近では多くの進学校や6年制校では次々に学内で自習室や自習スペースを作っており連日賑わっています。私のこどもは遠方まで通学していたため学校の自習室を使わせると帰宅が夜遅くになるため自宅の駅近くの自習室を利用していました。
あらためて、自宅で学習するよりもなぜ、わざわざ自習室を利用するのかイメージは沸きますでしょうか?
自習室がどうして利用されているのか?
まずは、プラス面で特に重要なのは
”周囲に学習者がいる”ということです。
ほかの人の努力が目に入ると「自分もやらなくては!」という気持ちになりやすく、それが連鎖していきます。
コミュニケーションが取れるタイプの人であれば
休憩室でも連帯感がでたりと、仲間意識も生まれてきます。
そういった環境が、
”勉強しやすく結果がでやすい環境”ということになります。
逆に、
自宅は明確なマイナス点があります。
自宅は基本的に”リラックス”の場所であり、ついついSNSの投稿や動画を見たり、漫画や雑誌見たり、ゲームをしたり、おなかやのどが渇くとすぐキッチンに移動してしまうなど、かなりの
誘惑が身の回りにあるため、前述のとおり
”よほど固い鉄の意志が必要”になります。
そのため学習意欲の高い学生の方は学校の自習室、塾の自習室、そして我々のような民間の有料自習室を使うということが多くなります。
無料の自習室(自習スペース)は見つけることが難しい・・・
さて、自習室の種類です。今回は保護者さん目線でお金を切り口にまず整理してみます。
代表的なものはつぎのようなものがあげられます。
- 学校の自習室
- 学校の図書室
- 地域の図書館・図書室
- それ以外
要するに学習するのに適した環境があること
”静かで集中しやすい”
”周囲に同じようなく学習者がいる”
という環境が無料で提供されているという場所です。
ただ、最近の傾向として図書館・図書室の利用を禁じている地域も多く、
自習室ではないですがショッピングモールなどの共有スペースに学生が集まってというようなところでも、
徐々に追い出されて使えないということになっていたりもします。
大人の方が一人なら、よほど混んでいなければ追い出されたりはしないですが、
店内放送が耳についたり、買い物客が目に入ってくる状況は学習に適しているとは言えないと思います。
そしてショッピングモールなどの最大の問題点は物があるということです。
購買意欲のある若者にとって落ち着いて勉強できる場所とは言い難い部分があります。
というかそもそも煩いですよね
以前驚いたのが、とある公共施設のロビーに学生たちが大量に寝転がったりしながら勉強をしている姿でした。
エアコンが効いていて、それでいて追い出されない施設ということで
口コミとかで広がったのではないかと思います。
それも1年後は一掃されていましたから、やはり市民から苦情があって使えなくなったんではないかと思われます。
有料の自習室
塾や予備校の本科に通っている学生なら、その施設の自習室を無料や廉価で利用できることが多いです。
設備の面でも周りに学習者がいるという点でも、本科のコストさえ許せば学生にとってはよい環境です。
ただ大人になると使えません。
そのため、概ね都市圏では各駅に有料自習室が営業しています。
いくつか種類があり、またそれについては機会があれば書いてみたいと思いますが、
机やいすがあって勉強できる場所。とざっくり捉えてもらえればありがたいです。
地方の40代以上の方からすると「そんな需要あるの?」というお声もあると思いますが、
図書館で勉強が自由にできないところも多くなってきており、夏休みでも学校の図書館を開けていないところあります。
学生の全員が塾に通うわけでもなく、大学生以上となると塾に通いませんから勉強する場所が限られてくるわけです。
ですので、自習室は場所によってはかなり利用者が多く、私も40席以上の自習室を運営していましたが、時期によっては予約が取れないということがよく起こっていました。
それでも、その駅のNo.2とかNo.3というところです。そのぐらい、コロナ前には需要があったわけです。
大学・高校受験 難関資格へのチャレンジに
大学受験を控えていたり、難関資格や公務員試験などを目指していたりする方は、月数千円程度から借りられる自習室を試してみるのも選択肢です。
気持ちの切り替えがしやすく、周囲にも学習者がいるため励みにもなりやすいです。
TVやゲーム、飲食の誘惑も少ないので、集中しやすくなります。
これまで、司法試験、医歯薬受験、会計士、公務員試験などの難関受験の方はもちろん、通常の大学受験や大学オンライン授業などにお使いいただいております。
akerutoは驚くほどの高コスパ
店舗のブログですから最後は営業的な話で締めたいところです。
akerutoは学生さん向けに 月額 2,950円 で自習プランをご提供しています。
社会人なら 月額 5,500円、個別ブースでも 月額 12,000円-15,000円となります。
自宅においても、子供部屋でエアコンや家電製品をつけっぱなしにするならば電気代で数千円かかります、akerutoならフリードリンクもあるため、よくよく計算してみると自宅と比べても安いくらいです。
ショッピングセンターのフードコートなどは無料ですが、1日1本飲み物でも買えば、すぐにakerutoの金額をオーバーしますし、Wi-fiも安定しておらず映像授業が見られない環境かもしれません。*無料Wi-fiは普通に考えれば1人あたりのインターネット接続速度は絞るはずです。
それに何度も申し上げますが、周囲が煩いです。これは致命的な問題です。
かといって、1日中ノイズキャンセリングイヤホンを着けっぱなしにするのは健康面で不安があります。
akerutoは会員制コワーキングスペースのため仕事のために利用している方も多いですが、集中して作業をしている方が多くかなり静かな空間です。
また、社会人が働いている姿を見ながら学習するのもよい経験になると当スペースでは考えます。
ぜひお気軽にお問合せ・ご相談・ご見学ください。
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